水音高き渓流に映える紅葉が美しい | (左)穴沢堰堤 高: 10.0m 長: 42.0m 立積: 1,777.4㎥ 計画貯砂量:120,000㎥ 昭和25年(1950)建設 旧木ノ俣用水は、この穴沢堰堤の直上流から取水して います。 |
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改修前の取入口 |
古い水路は、取入口から木の俣川・那珂川沿いの急斜面をトンネルと堀で通り、油井で台地にあがりました。 左の写真は、木の俣園地から対岸の崖を見ると、トンネルの窓と思われる五角形の穴が見えます。 (右)木の俣川沿いに残る、古いトンネルの内部 |
所 在 地 管 理 者 建設時期 用途・目的 規 模 |
那須塩原市百村(取入口・木の俣川) 那須野ヶ原土地改良区連合 明和2年(1765) 穴沢用水完成 安永元年(1772) 穴沢用水延長 (安永堀、細竹用水) 天明5年(1785) 穴沢用水延長 (木綿畑用水) 文化7年(1810) 穴沢用水を利用し、新たに約20㎞の水路完成(山口堀) 幕末(1853~1868)穴沢から上厚崎村方面に分水(上厚崎堀) 明治18年(1885) 山口堀の復興 明治25年(1892) 山口堀、穴沢以南の大幅流路変更(弥六堀) 明治33年(1900) この頃、山口堀関係者木ノ俣用水組合結成(後に新木ノ俣用水に対し旧木ノ俣用水と呼ばれるようになる) 昭和55年(1980)3月 現在の旧木ノ俣頭首工完成 創設当時:飲用水、後に開田及び飲用水 現在の頭首工:コンクリート・フローテングタイプ 堤高 1.00m・堤長 45.00m 取水量 0.60㎥/s |
案 内 図 |
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参考文献 | |
栃木県土地改良史・栃木県土地改良事業団体連合会 那須野ヶ原の疎水を歩く・黒磯の昔をたずねる会 那須野が原ガイドブック・石ぐら会(ボランティアグループ) |
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