日光杉並木樹勢回復事業 |
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並木敷の表土が流出し、樹根が露出した個所を木柵や土のうを用いて黒土で盛土し、法面の土砂流出を防止します。 | 中空コンクリートブロック(ポカラ)を用いると、空洞内の土が固まらず根が広がるスペースができ、樹根の生育を助けます。 ((財)日光杉並木保護財団) |
太郎杉は、大木の風格ある姿で日光への客人を迎えてくれますが、その一方では、交通路のネックとなって交通渋滞が著しく、観光客も危険な状態です。 |
太郎杉裁判 日光二社一寺の玄関口、神橋たもとの国道120号の交通渋滞緩和や事故防止を目的に、樹齢約550年、樹高約43m、幹回り約5.7mの「太郎杉」など老杉15本を伐採する道路拡張を国・県が計画。反対する東照宮は計画の取り消しを求めて昭和39年(1964) 8月、宇都宮地裁に提訴。 9年間にわたる訴訟となり、東照宮の全面勝訴。「自然の価値」が司法の場で認められ、環境問題の「先駆的な裁判」と位置づけられています。 |
所 在 地 管 理 者 並木杉の所有者 杉並木の誕生 用途・目的 規 模 |
日光市・日光市(旧今市市) 栃木県 日光東照宮 寛永2年(1625)頃から植栽を始め、慶安 元年(1648)4月17日完了(約20万本植える) 日光東照宮への参道に杉を植栽して寄進 杉並木の延長及び残存数の内訳は、次のとおりである。 (平成20年3月31日現在、県教育委員会文化財課調べ) |
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